klause band collar shirt silk natural

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プルオーバーで後ろにあるボタンを外すことで脱ぎ着ができるバンドカラーのシャツ。

ステッチ、パイピングは目立たないように 0.5cm幅の極狭ステッチ幅で縫製をしていています。

ステッチについてはステッチを細かくした方が目立たなくなり、結果として見た目がシンプルに見えるという理由があります。

また綿糸しか流通がなかった 1940年代くらいまでのシャツ（特にドレスシャツ）は、綿糸は強度がなくすぐ切れるので、出来るだけ細かく縫製をすることで強度を補っていて、細かいものほど技術が高く仕立ての良い物とされていたそうです。

Kause は1900年代前半～中盤の市井の人々の暮らしの中の服をデザインソースとして構築されているのですが、シンプルなデザインの中にも、そういった昔のデザインや技術を僅かながらも取り入れたいと考え取り入れています。

パターンに関しては、アームホールの構造をジャケットのように体に添わせるタイプの（セットインスリープ）とシャツのように動きを重視した直線的なタイプを合わせたパターンにしています。

肩～カマ底の上半分は直線的なシャツのパターンで、下半分は曲線的なセットインスリープのようなパターンにしているのですが、そうすることで、動きやすいのに袖の収まりが良いになっています。

ちなみに収まりとは直立をした状態でキレイに見えるものを収まりが良いと言います。

肩幅 48cm 身幅 60cm 着丈 69cm 袖丈 56cm

klause
band collar shirt
Color natural
material cotton 70% silk 30%